天津経済技術開発区の人材招聘、人材育成の奨励に関わる規定

第一章  総則

第一条【目的】より豊かな人材資源を動員し、その役割を一層発揮させ、これを行う主体は企業で、市場ニーズに合わせ、合理的な政策の下で人材招請体制を構築することによって、天津経済技術開発区(以下は開発区と略称する)の産業発展を促進するため、この規定を定める。

第二条【適用範囲】この規定は開発区産業促進政策範囲内にあり、この規定の奨励条件に合致し、開発区管理委員会(以下は管委会と略称する)が認定した企業、機構、またはその企業、機構で、就業する個人に適用される。

第三条【特別基金】開発区は“泰達人材特別基金”を設け、人材の招聘、育成と奨励のために用いる。この規定が定めている各種の優遇、資金サポートと補助金は全て、人材特別基金より支出する。

第四条【主管部門】開発区労働人事主管部門がこの規定の日常管理機構として機能し、実施細則の制定と実行を担当するものとする。
開発区財政部門がこの規定の全ての財政サポート政策に関わる審査と実行を担当するものとする。

第五条【政策の一貫性】この規定に合致する企業、機構と各種の人材には先ず、国家と天津市の政策を実行され、規定に比べ、足りない部分がある場合、この規定の関連政策が実行されることによって、補足するものとする。

第二章  人材(導入)招聘の奨励

第六条【人材招聘の対象者】開発区は以下種類の人材の開発区での就業を奨励し、サポートする。
(一)高級人材:以下の条件の一つ(を)に符合する人材は高級人材と(認める)する。1、中国科学院と中国工程院院士;2、国務院特別手当を受け、或いは“顕著な貢献をした青年専門家”、“天津市タイトル取得専門家”の称号を受けた者;3、独自で、または第一完成者として、科学研究の成果を出し、且つ国家、または省・部レベルの科学技術奨励を受けた者;4、国家、または省・部レベルの科学技術プロジェクトの専用資金サポートを受けたプロジェクト・リーダ;5、博士学位、または高級プロフェションナル技術職位を取得した者;6、発明特許、または国内先進的専用技術を有し、且つ開発区で産業化を実現させ、企業や研究開発機構で5%以上の株式所有権を持つ者。
(二)高級管理人材とは、企業経営、または管理部門で、マネージャー以上の職務に就き、大卒以上の学歴、または高級管理関連のタイトルを有し、企業の経営と管理の面で、顕著な実績を上げ、15万元以上の年俸を獲得している人材を指す。
(三)高級技術人材とは、企業の生産、または研究開発部門で、重要な職務を担当し、大学卒、または高級の専門技術のポジションを有し、且つ企業の生産と研究開発に大いに貢献し、10万元以上の年俸を獲得する人材を指す。
(四)管理人材とは、企業の経営、または管理部門で、重要な職務を担当し、大学卒以上の学歴、または中級以上のポジションを有し、企業の経営、または管理部門で重要な役割を果し、8万元以上の年俸を獲得する人材を指す。
(五)技術人材とは、企業の生産、または研究開発部門で、重要な職務を担当し、大学卒以上の学歴、または中級以上のポジションを有し、企業の生産、または研究開発部門で重要な役割を果し、且つ5万元以上の年俸を獲得する人材を指す。
(六)ハイ・スキル人材とは、企業の生産、または研究開発部門で、重要な職務を担当し、技師以上の職業技術の資格等級証書を有し、且つ4万元以上の年俸を得ている人材を指す。

上記人材はその専攻が開発区で従事する仕事と合致し、且つ開発区の企業、機構と2年以上の労働契約を締結しなければならない。

第七条【人材招聘資金サポート】開発区の産業促進政策範囲内の企業が、高級人材、高級管理人材と高級技術人材を急募する際、または招聘する際、発生する費用に対し、一定の資金サポートを行う。

第八条【人材マンションと住宅補助金】管委会は以下の高級人材に期限を2年と区切って、高級人材マンション、または住宅補助金を与える。1、企業の株式所有権の5%以上を持つ高級人材;2、帰国創業者、または開発区で国際的先端技術の研究開発に従事する海外留学の帰国者;3、開発区企業ポスト・ドクター・ワーク・ステーション、またはポスト・ドクター新技術創出実践基地に入り、就職するドクター。

管委会は第六条の規定に符合するその他種類の人材に対し、2年を区切ってホワイト・カラー・マンション、または住宅補助金を与える。

第九条【住宅資金サポート】開発区の中での国家の重点実験室の責任者、重要な科学研究プロジェクトの責任者、または開発区のハイテック分野で、緊急に求められている技術リーダ担当の海外帰国の高級人材は、企業と5年以上の動労契約を締結し、開発区で住宅を購入する場合、本人に40万元の住宅サポート資金を提供する。

第十条【子女教育と戸籍】各種人材の子女が託児所、幼稚園、小学校、中学校に入る場合、開発区の戸籍を持っているひとと同じく待遇される。開発区の関連部門は開発区に就職する人材(規定に符合する配偶者と子女の移転を含む)に対し、天津市常住戸籍の異動手続きと天津市人材居住証の発行を優先的に行い、その配偶者の就職を斡旋する。

海外から帰国し、創業する高級人材は、その子供が開発区国際学校の国際部、または天津市内の同類の学校に入学する場合、子女一人につき毎年、5千元の補助金を与える。一名の高級人材の子供への教育補助金の最高累計額は5万元までとする。

第三章 人材育成の奨励

第十一条【グローバル人材育成へのサポート】開発区は企業が専門技術者を対象とし、グローバル人材の育成活動を展開することを奨励する。開発区は優秀者の選定、支援の原則に従って、各企業が行う海外研修者の中で毎年100名の優秀な専門技術者による海外の技術トレーニングをサポートし、そのトレーニング費用の20%を補助する。一人への年間サポート費用の最高額は2万元を限度とする。

第十二条【技能型人材の育成】開発区は企業が技能型人材を育成することを奨励する。企業の職業技術と技能のトレーニング費用の20%を補助する。技能型人材育成を受けた技能者が年間10%以上増加する企業に対し、トレーニング費用への補助金を5%を上げる。トレーニング補助金の最高比率は40%で、一人への年間補助費用の最高額は500元を限度とする。

第十三条【技術交流優遇】開発区は専門的人材による学術と技術交流を奨励し、積極的に専門的技術人材の学術評価を行ない、且つその費用に一定の補助を行う。

第十四条【技能競技優遇】開発区は各種類の職業技能の競技活動の実施と展開を奨励し、その費用に一定の補助を行う。

第十五条【職業資格証書認定費への補助】企業の職員が職業技能トレーニングを受け、職業資格証書を取得した場合、その証書の認定費用に関し、100%の資金補助を行う。

第四章  人材奨励

第十六条【人材サポート】この規定の第六条の奨励条件に合致する各種の人材に対し、本人による開発区への貢献度を勘案し、5年以内に、一定の補助を行う。
上記の人材が開発区で住宅を購入する場合、更に優遇する。

第十七条【推薦当選者への奨励】開発区が推薦して、“二院”の院士に当選した者には50万元の奨励金を与える;開発区の推薦で、“政府特別手当給付専門家”、“天津市ポスト取得専門家”、“特別貢献のある中青年専門家”に当選した者に5万元の奨励金を与える;開発区の推薦で、“天津市政府特別要請専門家”に当選した者に2万元の奨励金を与える。

第十八条【研究開発プロジェクトの奨励】開発区で研究開発や技術成果の産業転換に従事する各種の人材が国家、または省・部レベルのプロジェクト用資金を利用する場合、開発区が利用できた総額の2%に相当する金額をプロジェクトの総責任者に与え奨励する。奨励金の最高額は10万元とする。

第十九条【称号獲得者の奨励】“天津市特別貢献技師”の称号を獲得したハイ・スキルの人材に対し、天津市の奨励のほか、3年間月額200元の政府手当を与える。

“中華技能大賞”、“全国技術有能者”、“天津市技術達人”の称号を獲得したハイ・スキルの人材に対し、それぞれ天津市の奨励のほか、5万元、1万元と5千元の奨励金を与える。以上三つの称号のいずれかを獲得した職員の所属企業に対し、同額の奨励金を与える。

第五章 ポスト・ドクター・ワーク・ステーション及び新技術創出実践基地

第二十条【ポスト・ドクター・ワーク・ステーションと新技術創出実践基地の奨励】開発区は企業と研究開発機構によるポスト・ドクター・ワーク・ステーションとポスト・ドクター新技術創出実践基地の設立を奨励する。ポスト・ドクター・ワーク・ステーションを設立した企業に対し、5万元の科学研究経費を支給する。ポスト・ドクター新技術創出実践基地を設立した企業に対し、3万元の科学研究経費を支給する。

第二十一条【ポスト・ドクター課題研究グループの奨励】開発区はポスト・ドクター科学課題研究グループが国家、または省・部レベルの優秀テーマを申請し、科学技術の研究品質と水準を向上させることを奨励する。ポスト・ドクター科学課題研究グループが国家レベル、または省・部レベルの奨励を受けた場合、それぞれ、グループに10万元と5万元の奨励金を与える。

第二十二条【在職ポスト・ドクターへのサポート】管委会はワーク・ステーションに在職のポスト・ドクターに以下の補助金を与え、本人に資金使途は問わない。
(一)ワーク・ステーションの在職のポスト・ドクター一人当たり年間5万元の経費を補助する。新技術創出実践基地の在職ポスト・ドクター一人当たり年間3万元の経費を補助する。
(二)ポスト・ドクターはワーク・ステーションの在職期間中に、その論文がSCIやEI検索によって、季刊誌に発表された場合、本人に1万元の奨励金を与える。

第二十三条【ポスト・ドクターへの住宅資金サポート】開発区のポスト・ドクター・ワーク・ステーションや新技術創出実践基地を出て、開発区の企業と2年以上の労働契約を締結し、且つ開発区で住宅を購買するポスト・ドクターに10万元の住宅資金サポートを提供する。   

                                                                               
第六章 その他奨励

第二十四条【人材交流サポート】開発区は省、市と地域を跨ぎ、または海外で人材と知力の導入と交流活動を展開することを奨励し、上記の活動経費に一定のサポートを行う。

第二十五条【留学帰国者による創業支援】濱海留学帰国者が創業基地を建設する場合、留学帰国者による開発区での創業と事業展開をサポートする。
留学帰国者が開発区で科学類の企業を設立する場合、管委会の認定を経て、≪天津経済技術開発区のハイテック産業の発展促進に関わる規定≫の関連政策を享受することができる。

第二十六条【奨学金】開発区は重点大学に企業との共同出資、共同命名によって、“泰達奨学金”を設ける。企業との共同命名による奨学金の最高額は5万元とする。

                                                                                  
第七章  実施プロセス

第二十七条【認定プロセス】人材の認定を申請する場合、以下の手順に従わなければならない。
1.労働人事の主管部門、或いは泰達政務ウェーブ・サイト
(www.teda.gov.cn)にある労働人事の主管部門のウェブ・ページーから“申請表”をダウン・ロードし、且つ記入する。
2.“申請表”が規定する全ての書類を手配する。
3.“申請表”と全ての必要な書類を労働人事の主管部門に提出する。
4.労働人事の主管部門は規定の標準に従って、審査してから、認定発行の可否を確定する。

第二十八条【優遇策の申請プロセス】この規定の関連優遇政策を申請する場合、以下の手順に従わなければならない。
1.労働人事の主管部門、或いは泰達政務ウェブ・サイト
(www.teda.gov.cn)にある労働人事の主管部門のウェブ・ページから“申請表”をダウン・ロードし、且つ記入する。
2.“申請表”が規定する全ての書類を手配する。
3.“申請表”と全ての必要な書類を科学技術の主管部門に提出する。
4.労働人事の主管部門と財政部門は審査してから、管委会に報告し、批准を取得したうえ、資金を手配する。

                                                                                   
第八章 附則

第二十九条【解釈権】この規定の解釈権は管委会が所持するものとする。

第三十条【実行時間】この規定は発布当日より施行する。現行の≪天津経済技術開発区による高級人材の開発区進出に関わる規定≫、≪天津経済技術開発区による高級管理者と技術者の住宅購入の奨励に関わる暫定的方法》、≪“開発区の高級管理者と技術者の住宅購入の奨励に関わる暫定的方法”の調整内容の通達≫、≪天津経済技術開発区による高級人材の認証、管理方法≫がその時点より廃止されるものとする。




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